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セサミンで肝機能改善

セサミンは肝機能を改善する

セサミンはゴマ由来の栄養素として、アンチエイジングや生活習慣病の予防に効果があり、体質を改善して健康増進に役立つことで、様々なサプリメントが販売されています。
生活習慣病の原因の一つが肥満ですが、実は肝機能の低下に原因があるのをご存知ですか?
セサミンは肝機能を改善する効果があり、あなたの健康増進に役に立つ栄養素です。
今回は、セサミンがどのように肝機能を改善するのかをお話します。

肝臓とは

肝臓の役割

心臓や肺、胃、腸の役割は知っていても、肝臓がどんな役割があるのか理解している方は多くないと思います。
肝臓は別名「生体の化学工場」と呼ばれ、一言で言いきれないほど様々な役割を持っています。
肝臓は判明しているだけで500種類以上もの働きがあり、その中には生体の維持に必要不可欠な働きも多くあります。
肝臓の主な役割は以下の通りです。

三大栄養素の代謝と貯蔵

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生命活動に必要なエネルギー源である糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素を代謝※1して、体内で使える形にして供給します。
また、余分な栄養素を脂肪に代謝して蓄えます。

※1 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質の物質に変えること。

各種たんぱく質や酵素の生産

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食物で摂取したたんぱく質やミネラルを代謝し、体の組織を作るたんぱく質に作り直したり、体内の化学反応に必要な酵素を生産したりします。

解毒

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体内に侵入した毒物やウイルス、或いは体内で発生するアンモニアなどを処理し無害化し、尿や便と共に体外に排泄します。

胆汁の生産

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脂肪の消化吸収、また解毒の際にも必要な胆汁を生産します。

鉄の貯蔵

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赤血球の主成分である、ヘモグロビンの合成に必要な鉄を貯蔵します。

肝機能は生命力が強い

肝臓は解毒を行う器官なので、様々な毒物が肝臓に運ばれます。
肝臓は毒物を処理する一方で、その代償として肝臓の細胞も多く死にます。
そのため、肝臓は他の臓器に比べ細胞分裂が盛んで、常に肝臓の機能を正常に保てるよう活発な新陳代謝※2を繰り返しています。

※2 新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えることで、組織の機能を保つ生理現象のこと。

肝臓は他の臓器と異なり、事故などで肝臓の2/3を失ったとしても、肝臓の細胞自体が正常であれば、数か月後には元の大きさに戻ります。
一方、通常毒物やウイルスなどに侵されると、その危険を知らせるため痛みなどが伴いますが、毒物を処理する肝臓は痛みを感じる神経がありません。
そのため、肝臓に異常が出ても自覚症状が現れることはほとんどなく、自覚症状が出た時には既に手遅れであることも少なくありません。

生活習慣の乱れや加齢は肝臓脂肪の蓄積を招く

肝臓は生命力が強いと言っても、肝臓は1つの器官で様々な役割を担っているため、肝臓の処理能力を超えるストレスが掛かれば、肝臓の機能は低下します。

食生活の乱れで、肝臓の代謝能力を超えて三大栄養素を摂取すると、肝臓に脂肪が蓄積します。
また、アルコールを摂取して肝臓の解毒作用をフル回転させると、肝臓のエネルギー生産力が低下し、やはり脂肪が蓄積してしまいます。
また、加齢やストレスなどで肝臓の代謝機能が衰えると、三大栄養素の代謝が低下し、脂肪の蓄積を促進します。

脂肪の蓄積は肝機能低下を加速する

肝臓の機能は、加齢と共に徐々に低下します。
しかし、肝臓に脂肪が蓄積していると肝機能低下に拍車を掛けます。
肝臓はエネルギーを生産する一方、その副産物として活性酸素※3を大量に放出します。
また、肝臓に貯蔵している鉄からも活性酸素が放出されます。

※3 活性酸素とは電子が欠損し物質として不安定な酸素のこと。他の物質と結合して物質としての安定化を図るため、普通の酸素に比べ化学反応が早い性質があります。

活性酸素は人体に有害で、肝臓の組織が活性酸素と結合すると、変質して機能が喪失し、細胞を傷つけて炎症を起こします。
また、活性酸素が肝臓の脂肪と結合すると過酸化脂質になり、その過酸化脂質からも活性酸素が放出され、肝機能低下を促進します。

セサミンが肝機能を改善できる理由

セサミンは肝臓で作用する抗酸化物質

肝臓は自らが作り出す活性酸素と対抗するために、抗酸化物質を生産したり、抗酸化作用のある栄養素を摂取したりして活性酸素を除去します。
しかし、加齢やストレスで肝機の代謝機能が低下すると、肝臓で生産される抗酸化物質の量が減少して活性酸素の除去が間に合わなくなり、肝機能が低下します。

セサミンはゴマから抽出される栄養素で、ゴマリグナンと呼ばれるポリフェノール性物質の一種です。
セサミンは油に溶ける脂溶性の抗酸化物質ですが、そのままでは抗酸化物質としてほとんど作用しません。
セサミンは小腸で吸収され、肝臓に運ばれると、カテコール体に代謝されることで抗酸化物質として活性化し、肝臓で活性酸素を除去します。

また、セサミンは肝臓で生産される抗酸化物質のグルタチオンや、抗酸化作用のあるビタミンEを活性化する作用もあり、肝臓の活性酸素の除去を促進します。
その結果、肝臓を傷つける活性酸素が減少し、肝臓の再生力で元に戻るので肝機能が改善します。

セサミンは肝臓の脂肪も減らす

脂肪は糖質やたんぱく質に比べ、エネルギーになり難い性質があります。
セサミンは肝臓の脂肪からエネルギーを取り出す際に必要な、脂肪酸β酸化系酵素や脂肪酸酸化系酵素の発現を増やす効果があり、脂肪燃焼を促進する作用があります。

また、脂溶性の抗酸化物質であるセサミンは、肝臓の脂肪に侵入し、脂肪の過酸化脂質化を防ぐことで、脂肪が燃焼しやすい状態に保つ効果もあります。
その結果、肝機能の低下をもたらす肝臓の脂肪が減り、肝機能改善をもたらします。

まとめ

肝臓は様々な役割のある器官ですが、加齢やストレス、生活習慣の乱れで肝臓に脂肪が蓄積すると、肝機能が低下し、生活習慣病のリスクが増大します。
肝機能低下の原因の一つが活性酸素で、抗酸化物質のセサミンは肝臓で活性酸素の除去を促進すると共に、肝臓の脂肪を燃焼することで肝機能を改善します。
最近太りやすくなり、肝機能低下が気になる方は、ぜひセサミンをお試しください。

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